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前回の投稿からずいぶん時間があいてしましました。 今現在は、もう卒業式を終えまして、日本への帰国の準備で大忙しです。 そうなのです。イギリスから撤収します。 卒業式には両親が日本からきてくれました。 かれこれ2年と半年ぶりでしょうか? 久しぶりに会った両親は長旅で疲れてはいましたが、 思ったよりも旅行を楽しんでいてくれていて、ほっとしました。 そして、つい先週まで一緒に旅行を楽しみ、 仕事のオファーを待っていたのですが、 時間切れ、日本で次の生活をスタートさせることにしました。 さてさて、それはさておき、 卒業式前2週間、いよいよ仕上がりが近づいてきました。 この頃から、緊張でよくえづくようになりました。 もし、ガラスを割ってしまったら。 もし、ドアが入らなかったら。 もし、ベルベットが足らなかったら。 などなど悪い方へ悪い方へ考えます。 クラスメートの協力を得て、組み立てを行います。 下のパーツはバラバラに外していたので、柱をいれ、ドアをいれ ![]() そして天板を入れ込みフィックスします。ねじで閉めて、仕上がり。 そして上のパーツを下のパーツのえ上に重ねおいて、 ドアを入れていきます。 ![]() 全体を組んでみて初めてその大きさを知りました。 そして予想以上の素晴らしい姿を見せました。 ![]() 最期にもう2度とこんな大きな仕事は出来ないだろうなと思いながら、 ガラスを磨いていると、 ガラスの中にたくさんの空気が入っているのを見つけました。 あまりにもまったいらなガラスなので、 時代の新しいものだとばかり思っていました。 つまり、オリジナルのものではなく、 ココ40年から50年の間に、新しく入れられたものだと。 ですが、こうやって最後の最後にまた新しい発見をして、 このガラスもオリジナルかも知れないと思ったとき、 いかに人間の目がアヤフヤで自分に都合のいいことしか見ていないことを知りました。
by scott_hachisuka
| 2007-07-24 09:28
| 家具
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