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さてさて、アタッチメントの部も終わって、 いよいよ、残すは、表面のカラーリングとフィニッシィングです。 新しく入れたパッチの部分と、色違いになっているサイドパネルのところ、 あと、ブックマッチでベニヤが張られているのですが、木目のし吸収力が違ったのか、 色に差があることなどに手を施します。 まずは、テーブルトップのコーナー部分。 新しくベニヤを入れて、着色。もともとそこにあったような感じに仕上げる。 ![]() ![]() 鍵のロックされていない状態で何度も開かれている間に、鍵の形状に擦り減った部分。 ここは、議論が分かれました。これは、200年分の使われた跡なんです。 だから、僕達はこうゆうマークはチャーミングだから残したいのです。 だけど、ディーラーからすると、傷だと言うことで直すことに。 残念。 ![]() ![]() 足のベニヤを入れた部分も着色。少しにごったオレンジ。 サテンウッドは経年変化で色が濃くなるものと、うすうなるものがあって、 それぞれに魅力があります。 ![]() ![]() トップのサイドパネル。何故このような色違いが起こったのかは不明。 刷毛で色を薄く重ねていきました。 ![]() 手前が少し色が薄い状態で終了。手前はよく日光が当たっているはずなので、 全て同じ濃さにすると違和感が出ますので、このくらいでストップ。 ![]() この家具ののカラーリングは、表面が非常に不安定な状態(オイル系の塗料が使われていたり、アルコホール系の塗料が使われていたりで表面がその層ごとに分裂しようとする。)なので色をのせるのが非常に困難でした。 カラーリングは日本ではたらいているころ、みっちりやりましたので、楽しく作業することができました。 いよいよ次の真鍮製グリルで終了です。
by scott_hachisuka
| 2007-03-25 10:13
| 家具
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