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クリスマスまであと5日。 日本人の僕としてはそんなに感慨深いものでもないのだけど、 たくさんのクリスマスカードを見て「ああ、一年ココにいるんだな。」と思う。 イギリス人の友達はみな、新年を迎える準備を真剣に行っている。 普段の姿からは想像できないほど真剣に準備に向かう。 あの怠け者の彼らが、あれだけ行動的になっているのだから、これはよっぽど大切なことなんだろうなと思う。 日本人の大晦日と新年を迎える気分と同じようである。 対照的に気分が落ち込む人たちもおおく、やっぱり家族で過ごせない人たちは必要以上に落ち込んだり、自殺も多いらしい。 月曜日、火曜日と毎度おなじみRさんのところへアルバイトへ。 いやー、この時期に外で仕事するもんではないですね。寒い。 それにしても、Rさんもクリスマスの準備が忙しいからといって、 現場に1人僕を置いて家に帰ってしまいました。 「任せすぎだろ。サボってやろ。」 と思っても、寒すぎて動くしかない。 4時ごろに帰ってきて、 Rさん「悲しい。むなしい。」 僕「やっぱりイギリス人だな。」 R「この時期は仕方ないんだよ。」 子供みたいです。 どうも感情のコントロールがうまくいかないみたいで、急に悲しくなったりするんですって。僕も昔はそういうことあったけど、あれは感傷的に何でも自分が世の中の中心になってるみたいな錯覚を持ってた若かりし頃だし、今となってはやることいっぱいあって、落ち込んでる暇も無い。 お金は無いけど、心身ともに健康なのはありがたいことだと思う。 Rさんの言葉「人それぞれにステージがある。そのステージが何かを見極めて、しっかり無い遂げることが大切なんだ。」 そのとうりだなと思う。 僕からみたらRさんなんて何の心配も無いように見えて、彼には彼の心の中で沢山葛藤があって、たくさんの心配事があって、人それぞれに大変なんだな。 当たり前のようなことに気づく。 そんな心の葛藤も家族あってのこと。 一番近くて毎日顔を合わすから、ときどきその大切さを忘れるんだろうけど、結局皆家族のために働いてるのだもんね。 最近この不便でたいして洗練されてなくて、いつもリラックスしているイギリスから学ぶことが多い。 長くなるので次へ。
by scott_hachisuka
| 2006-12-20 19:58
| イギリス
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