|
ちょっと間隔があいてしまいました。すいません。 Rさんのところのバイトは続けてます、上手くスコップもシャベルも使えるようになり、ただただ体力の衰えを感じてはいますが、いい汗を流しています。 友達とBBQをしたり、車で遠出をしてみたり夏休みです。 イギリスは子供達も学校が始まり、一年終わったかんじから新しい一年が始まる感じなのでしょう。 僕は余った時間で、ひたすらネットサーフィン。時々友達と会ってBBQです。 もう今年6回か7回目のBBQ。焼き担当を楽しんでます。 火を起こすことからはじめて、野菜、肉を焼いていくのですが、 何故だかこの焼き加減を見るのが好きです。 野菜を上手に焼けるようになりたいのですが、なかなかうまくいきません。 野菜の水分が飛んでしまってパサパサになってしまいます。 肉のほうは外をパリッと中をジューシーに焼けるようになり、「チキン照り」の焼き加減なんかは最高です。外国のお肉たちですのでしっかり焼かなければいけないのですが、そこをあえて火が通っていてギリギリ柔らかさを残す焼き加減の追及が面白い。 ポーツマスで皆で商売したら儲かるな。サッカー場の前で焼き鳥屋やったら絶対儲かるでとかいいながら必死で焼いてます。 ジーーと焼け具合を観て、肉を火の強い位置から弱い位置へ動かしたり、ひっくり返すタイミングを計ってみたり、だんだんそういうことが楽しくなっている自分にびっくりです。暗いなー。会話を楽しむとかより、そういうことに集中してるの時間がどうしても必要。 火起こすのもうまなった。炭火は一回火入れたら動かしたら駄目ですね。 いったん火種の周りに墨を並べたら後はうちわで風を送るだけ。そうやってその一箇所に熱がたまると自然に熱が強くなります。自然に火も出てきます。 そんな風に準備をしてたら、いつものようにメンバーが集まってきていい具合にみんなで熱々をいただきます。 丁度今は秋に差し掛かってきて気温も暑くもなく、さむくもなくで非常にすごしやすいので、外で食べるご飯は最高です。 とにかくまずは普段の日本食不足を補うため、黙々と食べます。いつも10人ぐらい集まるのですが、日本人の男は僕1人ですから。会話にもついていけず、ただ話を聞きながら食べております。去年はもう1人日本人の男の子がいて彼と話をしながら食べるのが唯一の楽しみでしたが、今はもう、仙台で美味しいものを毎日食べてるでしょう。 若かりし頃なら女子の話題にもついていけたのですが、最近はもう疲れる。 だいたいて食べ物の話から始まって学校の話、最後は「ダイエットしないと。」って言いながら、デザートまでしっかりいただきます。 Hikaru作 テディーベアー ![]() それでもこの間は新しいお客さんがやってきたので会話も新鮮でした。 旦那さんは27歳でイギリス人、22歳のときに政府の制度を使って英語を教えるために広島へ。そこで出会ったお嫁さん(23歳)と結婚して、この5月に旦那さんのポーツマスへ帰ってきました。お嫁さんはあまりに日本人と会わないので、田舎加減にびっくりしていたそうですが、その日は日本語の会話を楽しんでいました。 旦那さんはさすが5年間日本にいただけあって、会話は勿論、読み書きともこなします。勿論外国人なまりの日本語ですが、僕達と会話する際には問題はありません。 彼は日本の生活は楽しかったそうです。言語、習慣、食事など一つ一つ新しいことを覚えることが刺激的だったそうです。 今回の帰国はもっと高いレベルで英語を教える資格を取るために、大学院でマスターを取るのだそうです。お嫁さんにも自分の生まれ育ったところを見てもらういい機会のようで、2人の生活はこれから楽しくなるのでしょう。 とても明るいお嫁さんでした。コチラに来た当初、道端にスピード違反を取り締まるカメラマークの標識を見て、この看板は「ここには絶景のビューポイントがある」ことを意味していると思ったというのです。もうそこらじゅういい景色だらけ。ってびっくりしたらしい。 なんか自分の実家、愛媛県の天然仲間たちを思い出して嬉しくなりました。 僕のばあちゃんはオーストラリアに行って船上ディナーパーティーを 「漁船の端っこで水しぶきを受けながらご飯たべるんだろ。」と思い込み、 皆が正装で待機しているところへ雨合羽で出て行ったという、おおぼけです。 それでも「皆で大笑いして楽しかった」といってましたから結構場を和ましたのでしょう。 そういえば、そんな話がよく身の回りにあってそんな話聞くたびに「ほのぼのしていたなー。」と思い出しました。 「テレビ買ったけどドアよりでかくてはいらんかった」とか。そんな話しょっちゅうだったなー。 東京にいて仕事上、あまり笑えない雰囲気の現場の毎日では、そういうかわいいミスが命取りになるような感じがしてあまり笑えなかったなー。 歳を重ねると(僕自身は)だんだんそういうボケを恥ずかしくおもうようになり、自分は「ぼけまい」「間違えまい」「ミスをしまい」とする必死な毎日がつまらないものだったように感じます。 女の人のいいところはそういうのもすぐネタになって皆で笑いながら話できますもんね。 なんでかね、まあ、歳相応にボケないと許されるものと許されないものがあるとは思うけど、そういう話も楽しめるぐらいの余裕のある生活がいいなー。 嫁作 食費を浮かすためのガーデニング第一弾 「トマト」 ![]()
by scott_hachisuka
| 2006-09-12 00:30
| イギリス
|
ファン申請 |
||